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No  160

ミセ*゚ー゚)リある雨の日のようです 第三話

ミセ*゚ー゚)リある雨の日のようです 第三話

01.


ミ*・д・)リ「おかーしゃん、おかーしゃん」

「あら、どうしたの──ちゃん」

ミ*・д・)リ「おなかしゅいた」

「あらあら、晩ご飯はまだですよ?」

ミ*-д-)リ「えー」

「フフフ、──ちゃんは食いしん坊さんね」

ミ*-3-)リ「ぶー」

「もう少し我慢出来たら、今日は──ちゃんの好きなものを作ってあげますよ」

ミ*・д・)リ「ホント!?」

「ええ、我慢出来たらですけど」

ミ*・д・)リ「じゃあ、あたちがまんする!」

「フフフ、お利口さんね、──ちゃん」


02.

「それじゃあ──ちゃんは何が食べたいのかな?」

ミ*・д・)リ「おかーしゃん、あたち、コロッケがたべたい!」

「あら、コロッケでいいの?」

ミ*・д・)リ「うん、じゃがいものやつ!」

「はいはい。──ちゃんはコロッケが好きですね」

ミ*・∀・)リ「うん、あたち、おかーしゃんのコロッケだいしゅき!」

・・・・
・・・

ミセ*うд-)リ「……んあ?」

ミセ*う、゚)リ「……」

ミセ*゚-゚)リ「夢……か……」

随分と懐かしい夢を見た気がする。
目覚めた途端、大半が霧散してしまったけど、とても懐かしい夢だ。


03.

ミセ*゚-゚)リ「夢って、どこかに記録しておいて、
      後から再生できたりするといいのにね」

そんな機械が出来たらバカ売れするかもしれない。
少なくとも私は欲しい。

ミセ*゚-゚)リ「何の夢だっけ……?」

懐かしい夢。
そして大切な夢。

そんな気がした。

そして、その2つの言葉から真っ先に連想される事。

ミセ*゚-゚)リ「もっと見ていたかったな……

見て、そして覚えていたかった。
たとえ夢だとしても。

あの人の姿を、あの頃の幸せな時を。


04.

ミセ*゚ー゚)リ「今日はえっと……授業は午前中だけか」

思考の海に沈みそうな頭を強く振り、枕元の手帳に手を伸ばし、講義の予定を確認する。
教養の授業がない分、コマ数自体がかなり減った。
幸いな事に、ここまで単位はちゃんと取得出来ている。

偏に周りの、特に几帳面な鬼軍曹のお陰だろう。

ミセ*゚ー゚)リ「おっと、あんまりのんびりもしてられないか」

少ないとは言え朝一からの授業はそれなりに早起きをしなければならない。
なかなか厳しい授業だし、遅れるのはよろしくないだろう。

これ以上のんびりと、先程の夢を思い返している時間はなさそうだ。

ミセ*゚ー゚)リ「いってきまーす」

・・・・
・・・


05.

川д川「じゃあ、午後からもがんばってね」

(゚、゚トソン「ええ、がんばりますよ」

川д川「ブーンちゃんは迎えに行っとく?」

(゚、゚トソン「今日は家にいるはずですから、私がそのまま寄っても問題ないかと」

ミセ*゚ー゚)リ「あれ? 今日は曇りだし、お外じゃないの?」

(゚、゚トソン「午後からは雨ですよ」

ミセ*゚ー゚)リ「だとしても、雨降るまではお外行ってそうだけど」

ζ(゚ー゚*ζ「ああ、それならこないだの件でかな?」

ミセ*゚д゚)リ「こないだの件?」

ζ(´ー`*ζ「ブーンちゃん、雨の中走り回って泥だらけで帰ってきたの」

ζ(´ー`*ζ「そんで、そのままお家入って、絨毯の上で転んじゃってー……」

ミセ;゚ー゚)リ「トソンの雷が落ちたと」


06.

(゚、゚;トソン「そんなに厳しく叱ったつもりはないのですが……」

ζ(´ー`*ζ「ツンちゃんにも叱られてたからねー」

ミセ*゚ー゚)リ「しばらくは反省中か」

(゚、゚トソン「汚しても洗えばいいのですから、別にいいんですけどね」

(゚、゚トソン「ただ、雨の日は普段より危ない事も多いですから……」

ミセ*゚ー゚)リ「わかってるわかってる」

ミセ*゚ー゚)リb「今度雨の日にいっしょに散歩に行って、その辺話しとくよ」

(゚、゚トソン「ええ、よろしくお願いします」

ζ(゚ー゚*ζ「あれ? どしたの、貞ちゃん?」

川;д川「あ、いや、今日は雨だったんだなーって」

(゚、゚トソン「天気予報では80%以上ですね」



07.

川;д川「じゃあ、急いで帰らないと」

ζ(゚ー゚*ζ「なんかあったの?」

川;д川「洗濯物が……」

(゚、゚;トソン「ああ、それは……」

川;д川「ヒートちゃんも多分お外だなぁ……」

ミセ*゚ー゚)リb「んじゃ、貞ちゃんは急いで帰る!」

ミセ*゚ー゚)リb「トソンも、そろそろ行かないと授業でしょ?」

ミセ*゚ー゚)リb「んで、ヒーちゃんは私が迎えに、と」

ζ(´ー`*ζ「私はフリーダムー」

川д川「うん、そうする」

川д川「ヒートちゃんはお願いしてもいいかな?」

ミセ*゚ー゚)リ「もっちろん」


08.

(゚、゚トソン「代わりに晩ご飯、ですか」

ミセ*゚д゚)リ「いいから、お前は授業に行けよ」

川ー川「まあまあ、今日は皆最初っから私の家の予定だよね」

ζ(´ー`*ζ「ゴチになります」

ミセ*゚ー゚)リ「んじゃ、また後で」

川ー川「うん、後でね」

(゚、゚トソン「お疲れ様です」

ヾζ(´ー`*ζ「バイバーイ」

・・・・
・・・


09.

ミセ;゚д゚)リ「ああ、公園着く前に振り出しちゃったよ」

暦は6月、梅雨真っ盛り。
雨の降らない日が珍しいくらい、今年の梅雨は雨が多い。
こんな微妙な天気の日に、貞ちゃんが洗濯物を外に干してきたのもそのせいだろう。

雨はあまり好きではない。
どちらかと言えば、メンタル的な話ではなく、実用的な部分でだ。
雨の日は色々と面倒が増える。

まず傘やレインコート、長靴など雨避けの対策が必要になる。
服が濡れたりすると肌に張り付いて気持ち悪いし。

ミセ;゚ー゚)リ「ヒーちゃんはもう帰っちゃったかもな……」

洗濯物はまあ、乾燥機あるけど、やっぱりお日様の光で乾かした服の方が何か気持ちが良い気はする。
それに何より──

ミセ*゚ー゚)リ「雨だとヒーちゃん達とここで遊べないもんなー」

やはりヒーちゃんは見当たらない。
それなりに強い雨だ。
流石にこの雨じゃお外では遊べない。


10.

ミセ*゚ぺ)リ「あ、一応、あそこも見ておくか……」

私は公園の奥、滑り台の方へ向かった。
このドーム状になった滑り台は、これまでもよく雨宿りに使わせてもらった。

ミセ*゚ー゚)リ「お?」

ノパ⊿゚)「おー?」

ミセ*゚ー゚)リ「ヒーちゃん見っけ」

ノパ⊿゚)「こんにちはー、ミセリー」

見に来て正解だった。
ヒーちゃんは滑り台の奥にちょこんと膝を抱えて座っていた。

いつも元気なヒーちゃんからすれば珍しい姿だが、突然の雨で修行も出来ずにしょんぼりしてるのだろう。

ミセ*゚ー゚)リ「お迎えに来たよ。傘ないんでしょ?」

ノパ⊿゚)「おー。わざわざありがとー」


11.

ミセ*゚ー゚)リ「んじゃ、帰る?」

ノパ⊿゚)「……」

ミセ*゚ー゚)リ「ん?」

やはりヒーちゃんが少しいつもと違う気がする。
どことなく元気がないというか……

ミセ*゚ー゚)リ「よっと」

私は傘を閉じ、ドームの中に入り、ヒーちゃんの横にぺたんと腰を下ろす。
ヒーちゃんはちょっと首を傾げてこちらを見た。

ミセ*゚ー゚)リ「折角だから帰る前にちょっとお話しよっか」

ノパ⊿゚)「うん」

ミセ*゚ー゚)リ「今日は1人だったの?」

ノパ⊿゚)「そうだぞー。今日はブーン達来なかったー」


12.

ミセ*゚ー゚)リ「午後から雨って言ってたからね」

ノパ⊿゚)「そうだったのかー?」

ミセ*゚ー゚)リ「うん。貞ちゃんも知らなかったみたいだったね」

ノパ⊿゚)「貞子も知らなかったのかー」

ミセ*゚ー゚)リ「貞ちゃんなら、知ってたら教えてくれるでしょ」

ノパ⊿゚)「……」

ミセ*゚ー゚)リ「……貞ちゃんとケンカでもしちゃった?」

ノパ⊿゚)「してないぞー。貞子はいつも優しいんだー」

ミセ*゚ー゚)リ「そうだね、貞ちゃんは優しいから怒らないもんねー」

ノパ⊿゚)「ホントに悪い事した時しか怒らないぞー」

ミセ*゚ー゚)リ「それにヒーちゃんはいい子だから、あんまり怒られないもんね」

ノパ⊿゚)「悪い事はダメなんだぞー」


13.

ミセ*゚ー゚)リ「うんうん」

ノパ⊿゚)「……」

ミセ*゚ー゚)リ「……何か貞ちゃんが困ったりしてるのかな?」

ノパ⊿゚) フルフル

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、ヒーちゃんが困ってる?」

ノパ⊿゚)

ノパ⊿゚) フル……

ミセ*-ー-)リ「……貞ちゃんはね、困った事や悩んでる事があったら
      私達に相談してくれるんだ」

ノパ⊿゚)

ミセ*-ー-)リ「私達は友達だから」

ミセ*゚ー゚)リ「1人で考えるより、皆で考えた方がいい答えが
      見付かったりするからね」

ノパ⊿゚)


14.

ミセ*゚ー゚)リ「ねえ、ヒーちゃん」

ノパ⊿゚)

ミセ*゚ー゚)リ「私とヒーちゃんは何だっけ?」

ノパ⊿゚)「ミセリはお友達だぞー。私の大事な友達だー」

ミセ*゚ー゚)リ「私もヒーちゃんは大事な友達だよ」

ミセ*゚ー゚)リ「だから……」

ノパ⊿゚)

ミセ*^ー^)リ「ね?」

ノパー゚) コクッ

・・・・
・・・


15.

いつも元気いっぱいのヒーちゃん。
悩みとは無縁の様に見えても、やはり時として何かしら思う事もあるのだろう。
子供は子供なりに悩むものなのだ。

出来ればそれは、周りの大人が気付いてあげて欲しいと思う。

上手く伝え切れない、伝える手段を知らない子供もいるのだ。
何も言えず、自分の中に押し込めてしまう子供も。

昔の誰かさんの様に……。


私は、ヒーちゃんを抱き上げ、脚の上に乗せた。
少々お行儀が悪いが、固いコンクリートの上なので胡坐なのは大目に見て欲しい。

私は、ヒーちゃんからその悩みを聞き出す事にしたのだが……

ノパ⊿゚)「貞子は私より大切な人がいるんだよな?」

ミセ;゚ー゚)リ「え? それはどういう……」

思ったより、複雑なお話になりそうだ。



 ~ 第三話 おしまい ~

    - つづく -   
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この記事のコメント

No.170
続きwktk
2009-06-06 Sat 22:26 | URL | (^ω^)系名 #-[ 内容変更]

No.171
絶対続けてくれw
ミセリかわいいよミセリ
2009-06-07 Sun 23:46 | URL | (^ω^)系名 #mQop/nM.[ 内容変更]

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