( ^ω^)系でも、いいっしょ?

⊂二(^ω^ )二二⊃系小説についての雑記とか日記彡
No 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨
No  450

( ^ω^)ブーンははかない想いを伝えるようです

( ^ω^)ブーンははかない想いを伝えるようです

-01---------------------

(;^ω^)ハァハァ

桜咲く並木道を、僕はひた走る。道に伸びる黒い線が、僕の道行きを辿っていた。
この坂を登り、丘の頂上までたどり着けば、そこには彼女が待っている。

一年前にここでかわした言葉。
あの春の日に二人だけでかわした、秘密の約束。
僕はその約束を果たす為、ただひたすら走り続ける。

(;´ω`)「ハァハァ……やっと……着いたお……ん?」   川川 )

張り裂けそうな心臓の鼓動を抑え、必死で呼吸を整えて上げた視線を先に、ひっそりと佇む影が一つ。
それが誰かなど考えるまでもなく、この一年、ずっと負い続けていた背中を見間違うはずなどない。

(;^ω^)「く、クーさん!」  (゚- ゚川 !

振り向く彼女に浮かぶ驚きの表情。信じてくれてはいたのかもしれない。けれど、どこか不安もあったのかもしれない。
僕が約束を果たし、再びこの場に現れることを。僕はそんな彼女の元に、一直線に走り寄る。


約束どおり、一年間パンツはかずにすごしましたおー!

   ヽ(^ω^*)ノ
     (    )
      <ω >


( ^ω^)ブーンははかない想いを伝えるようです

-02---------------------

川 ゚ -゚)「えーと、お前は……?」

( ^ω^)「ブーンですお、一年前、あなたとここで約束した」

川 ゚ -゚)「一年前?」

(*^ω^)「嫌ですお、とぼけちゃって」

(*^ω^)「ほら、ここで僕が告白したら、一年間パンツはかずに過ごしたら付き合ってくれるって」

川 ゚ -゚)「あーあー、はいはい、あの時の君ね」

川 ゚ -゚)(誰だっけ……? えっと……)

川 ゚ -゚)「ああ、はいはい……君か、うんうん、覚えてるよ、ちゃんと」

川 ゚ -゚)「したね、そんな話」

(*^ω^)「はい、ですから僕はこの一年間、約束を守ってちゃんとパンツはかずに過ごしましたお」

川 ゚ -゚)「なるほどなるほど、確かにはいてないな」

-03---------------------

川 ゚ -゚)「しかし、何でズボンもはいてないんだ?」

川 ゚ -゚)「私はパンツとしか言ってないはずだが」

(*^ω^)「善は急げですお!」

川 ゚ -゚)「なるほど、意味は全くわからんが、よくそれで今まで警察に捕まらなかったな」

(*^ω^)「普段はボディペイントで凌いで来ましたお」

(*^ω^)「今は走って来たんで、汗で落ちちゃいましたお」

川 ゚ -゚)「ふーん、そりゃ大変だっただろ」

(*^ω^)「大変でしたおー」

(*^ω^)「水泳の時間はプールを汚しまくっちゃいましたお」

-04---------------------

(*^ω^)「それで、クーさん、その……」

川 ゚ -゚)「ふむ、約束、だな?」

(*^ω^)" コクッ

川 ゚ -゚)「正直私は、絶対にお前が途中で投げ出すと思っていたのだがな」

川 ゚ -゚)「しかしお前は最後まで私との約束を守った。よかろう、私は──」


       「ちょっと待った!!!」


(;^ω^)「だ、誰だお!?」

('A`)「クーを思い続けていたのはお前だけじゃねえ」

(;^ω^)「な!? お、お前は誰なんだお!?」

川 ゚ -゚)(誰だっけ……?)

('A`)「俺の名はドクオ。クーと将来を約束した間柄さ」

(;^ω^)「ナンダッテー!?」

-05---------------------

('A`)「さあクー、俺はお前との約束を守って、今日やっと出てきたぞ」

川 ゚ -゚)「約……束……?」

(*'A`)「ハハハ、照れなくてもいいって」

(;^ω^)「ど、どんな約束をしたんだお?」

('A`)「知りたいか? ならば教えてやろう。俺とクーの愛のメモリーを」


 ~ 8年前 電車内 ~


川゚-゚)「この人、痴漢です」

(;'A`)「エエー!? いや、俺、つり革に捉まってるし、両手ふさがって……」

\アラヤダ チカンデスッテ ミルカラニ チカンノ カオシテルワネ- キモーイ/

-06---------------------

(^ω^)「お? その人僕の隣でずっと僕のポケモン見てたから、悪いことしてませんお?」

\アラマー チカンミタイナ カオシテルノニ チカンジャナインデスッテ キモーイ/

(;'A`)「あ、ありがとう少年! 助かったよ! 君! 一体どういうつもりだい、僕を痴漢だなんて?」

川゚-゚)「……」

(;'A`)「な、なんだよ?」

ボソボソ
川゚-゚)「お前が痴漢したということにしてくれれば、お前と付き合ってやろう」

(;'A`) !

(; A )「お……」

(*'A`)「お、俺が痴漢しました! すみません!」

\ヤッパリー ダロウトオモッタワ キモーイ/

-07---------------------

('A`)「それから8年、俺はクーとの約束を守り、誰にも真相を告げることなく勤めを終えた」

('A`)「俺はクーの為にずっと吐かなかった!」

(*'A`)「吐かない想いを抱え、今ここに戻ってきたぞ、クー!」

(;^ω^)「そ、そんな素敵な想いを抱えていたのかお……」

川 ゚ -゚)(そんな事あったっけ?)

(*'A`)「さあ、クー、あの時の約束を果たし、今こそ共に──」


       「ちょっと待った!!!」


(;'A`)「だ、誰だ!?」

/ ,' 3 「クーを思い続けていたのはお主達だけじゃないぞ」

(;^ω^)「な!? お、お前は誰なんだお!?」

川 ゚ -゚)(誰だっけ……?)

/ ,' 3 「ワシの名は荒巻。クーちゃんと添い遂げる運命の者じゃよ」

(;^ω^)「ナンダッテー!?」

-08---------------------

 ~中略~

/ ,' 3 「というわけでワシはクーちゃんに貢ぎに貢ぎ、今ではすっからかんの無一文じゃ」

/ ,' 3 「齢九十にして無一文、入る墓すらない」

/ ,' 3 「墓ない思いを抱え、ワシはクーちゃんを迎えに来たぞ!」

(;^ω^)「そ、そんな素敵な想いを抱えていたのかお……」

川 ゚ -゚)(あーしめ鯖食いてえ)

(;^ω^)「け、けど、僕の履かない想いも負けてないお」

(;'A`)「お、俺だって、吐かない想いは負けてないぜ!」

/;,' 3 「ワシの墓ない想い、クーちゃんに届いてるはずじゃ!」

川 ゚ -゚)「ふむ……話はわかった……。お前達の想い、しかと受け取った」

川 ゚ -゚)「よし、約束だからな付き合おう」

-09---------------------

川 ゚ -゚)「全員と」

(;^ω^)「ぜ、全員とですかお?」

川 ゚ -゚)「不服か?」

(;'A`)「い、いや、付き合えるなら不服はないが……」

川 ゚ -゚)「そうか、それなら良かった」

川 ゚ -゚)「では私は、付き合うにあたって、お前達のはかない想いに全力で応えようと思う」

川 ゚ -゚)「というわけで、我々はプラトニックな関係で付き合っていこう」

(;^ω^)(;'A`)/;,' 3 「ナンダッテー!?」

/;,' 3 「それはどういうことかの、クーちゃん?」

川 ゚ -゚)「何、簡単な話だ」

川 ゚ -゚)「お前たちのはかない想いに応える為、私も破瓜ない想いで応えるのさ」

      ズコーッ!
(/^ω^)/(/'A`)///,' 3/



( ^ω^)ブーンははかない想いを伝えるようです おしまい

別窓 | ブログ内作品 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<爆走マシン!o川*゚ー゚)o&*(‘‘)*のようです | ( ^ω^)系でも、いいっしょ? | ('A`)ドクオは手ぶらで登校するようです>>

この記事のコメント

∧top | under∨
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| ( ^ω^)系でも、いいっしょ? |
    Twitter/ri_ry
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。